2013年11月29日金曜日

ZOIDSを語ろう 第五回「悪鬼」 ゴジュラス・ジ・オーガ


色々と言われたHMMゴジュラスですが、昨日のコトブキヤ公式ブログによると

かなり好評みたいで、なんでも予約締め切りと同時にメーカー完売だったそうで


『RBOZ-003 ゴジュラス』サンプル、全国に出現!!
 KOTOBUKIYA HMM ZOIDS OFFICIAL BLOG


こういうのはゾイドファンとしては非常に喜ばしいニュースですね

定価2万超えってのが少し心配でしたが、いやぁよかったよかった

これでコトブキヤHMMの第二章も安泰・・・・なのかな(ぁ



で今回は関連して

「ゴジュラス・ジ・オーガ」について

続きを読むからどうぞ!





べつに共和国びいきってわけじゃない。
よその国ででかい顔してるのは帝国も共和国も一緒さ。
こっちについたのは、まぁ性分だな。つい、負けそうな方に肩入れしちまうのさ





俺は、子供の頃は共和国派でした

今は中二病をこじらせて帝国派に寝返りつつなのですが(ぁ

あの頃はまだ小学生だったから、比較的正義っぽく描かれることの多かった共和国を

応援しなきゃ!みたいな感情があったというか


で、その共和国最強ゾイドだったのがゴジュラス


デスザウラーには遠く及ばないものの、コングと同格の強さを持ち、

レッドホーン相手には圧勝できるほどの強力なゾイドでした。

オーガノイド搭載のジェノザウラーとも、互角とされていたゾイドです。



ただ、その設定は疑問が残るというか・・・・

コングと同格とされていましたが、

設定では「コングは扱いやすく、ゴジュラスは気象が荒いので扱いにくい」みたいなのがあって、

しかも数ではコングのほうが多いみたいな事も書いてあってですね

じゃあ共和国って不利じゃん!と子供ながらに思ってましたね


その上、ゴジュラスってなにか強力な武器を持ってるわけでもなく

ただ「格闘に強い!」みたいな設定だけだったんですよね

コングの方は、強力そうなミサイルがついてたり全身が装甲で覆われていたりと、

かなり強さに説得力があったのに対し、ゴジュラスは格闘のみ。

「格闘戦に持ち込めれば無敵!」みたいな記述があったのを見て

子供ながら「いやいや格闘戦に持ち込めなかったらどうするんだよ」と思ってました(笑



特に思ったのが、先述したジェノVSゴジュラスの話。

ファンブックの戦力比較表では互角とされていましたが、

ジェノには荷電粒子砲があるし、ゴジュラスは動きが鈍いし、

どう考えても粒子砲を連射しつつ逃げ回り、一発でも当てればジェノの圧勝だと思うんですよね

子供の頃から「絶対ジェノの方が強いんじゃね?」とは疑ってました(笑



と、なんだか強いのか弱いのかわからない

それがゴジュラスで、こんなのが最強ゾイドで共和国は大丈夫なのか・・・と

 子供ながらに心配してたんですが・・・・・

 そんな中で、遂に登場したのがこのジ・オーガでした



 見た目からしてなんぼかマシになったと思うのは俺だけでしょうか(ぁ

先に書いた通り、格闘戦には強いけど砲撃戦では弱そうなのがゴジュラスでしたから、

そこに大口径長砲身のキャノンを搭載・・・というのはかなり理にかなった強化だと思います。

その他、火器類も大幅に追加されており、いい感じだと思います。


と、そこまではメカ生体ゾイド時代のゴジュラスMK-II限定型と同じなのですが、

違ったのは「設定」にありました。

 
ジ・オーガはオーガノイドを搭載。

このおかげで、戦闘力は5倍~10倍と、赤い彗星もビックリの強化がされることになり、

その反面、気性がとてつもなく荒く、乗りこなせるパイロットが不在といった

もう絵に描いたようなありがちな設定ですが

子供の頃は「ようやく強そうな奴が来てくれた!」と思ったもんです(笑


このジ・オーガはアニメこそ登場しませんでしたが、バトストでは大暴れ!

第二次全面会戦において、突如アーバインに心を開き、

同じくメカ生体時代の限定ゾイドのリメイクであるアイアンコングPKを一瞬で潰すという

まさに「戦闘力5倍~10倍」という設定に恥じない活躍っぷりでした。

機獣新世紀時代のバトスト上では、共和国って開戦からこの時まで負け続けで、

しかも「帝国がデスザウラー復活したら一環の終わり」という絶望的な状況でしたからねぇ

このオーガの活躍は、全国の共和国派のちびっ子達に希望を見せてくれました

(その後、デストロイヤーとかいうコレ以上のとんでも無いのが大暴れするのですが・・・・



「戦闘力5倍~10倍」という設定に関しては、それだけ聞くとさすがにやり過ぎな感はありますが

これが「最強のゴジュラスにオーガノイドを設定したから」という理由がつくことによって

かなり説得力のある設定になっているのが素晴らしいと思います。

その上で「気性が荒く誰も乗りこなせない」というのもリアリティがあるし、

そんなオーガが、アーバインに心を開く・・・・・・

「オーガノイド戦争」というタイトルが付いたファンブック2のバトストにふさわしい話だったと思います。


もっというと、これはコングPKも同じなんですが、

メカ生体時代の復刻ゾイドで色もほぼ同じなのに

全く違う設定で登場したのは面白いなと思います。

そして、コングもゴジュラスも、何らかの説得力のある設定を引っさげて登場・・・

というのもいいと思います。

しかも、再登場時はゴジュラスの方が圧倒的に強い・・・というのもまた面白いですね


(まぁこの時の帝国は、デススティンガーやジェノブレイカーなど、強力ゾイド目白押しで、

一方の共和国はウルトラぐらいしか無かったですから、コレぐらい強力なゾイドを出しても

許される土壌はあったのではないかと・・・)






で、皮肉なことに

そんなに強力だったオーガですらデスザウラーには全く歯がたたない・・・みたいなのを読んで

当時の少年達の胸に、デスザウラーの恐怖を更に植え付けることになったのだった(ぁ






というわけでゴジュラス・ジ・オーガでした

前にも書いたんだけどゴジュラス買って、ゴジュラスキャノンも買って満足してたら

その後コレが登場してすごく後悔したのを覚えています(ぁ

オーガは限定ゾイドとして登場しましたが、その割にはいろんなおもちゃ屋さんで頻繁に

見かけたような記憶があります。やっぱり元が激レアゾイドなだけに人気だったのでしょうか

コングPK共々、なんとか再販のチャンスを探ってほしいものですが・・・・・


ただHMMゴジュラスが好評だったことを考えると、オーガ登場も有り得るのでは・・・・?

とか期待してしまうような勢いが、今のコトブキヤにはある!と思いますね





ところで、ずっと気になってるのが↓のエヴォドラのゴジュラスマリナー

色変えしてジ・オーガにしようかな・・・とかずっと考えてるんですが・・・・








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