2013年11月5日火曜日

ZOIDSを語ろう 第四回「受け継がれたのは冷血の遺伝子」 ジェノザウラー



このブログはジェノブレイカーに関する記事は多いけども、

ジェノザウラーに関する記事がない・・・



というわけで今回はジェノザウラーです

続きを読むからどうぞ!






とにかく人気のゾイドです!ジェノザウラー

平成ゾイドの新規ゾイドとしては最初に登場したゾイドで、アニメではレイヴンの専用機として登場しました。

特徴的な荷電粒子砲発射シーンと、各種大型ゾイドすら凌駕する戦闘力、

当時のちびっ子達に、「荷電粒子砲」の恐ろしさを強烈に植えつけたゾイドであります

それ以降、ゾイドにおける荷電粒子砲は、

ブリーチの卍解ぐらい乱発されるに至ったのであった(ぁ



デザインに関しては文句なしのかっこ良さでしょう。

賛否両論の多いジェノブレイカーと違い、こっちは忠実に肉食恐竜のスタイルを再現したデザインで

しっぽを突き上げて歩くスタイルは、「ゾイド初!」とか言ってさんざん宣伝されました

(これは正確に言うと間違いで、過去にはマーダーやサラマンダーといったゾイドが

成し遂げていたので、結果古参ファンからは嫌われる羽目に・・・・)


さて、デザインは

言うまでもなくデスザウラーを意識・・・というかデスザウラーをダウンサイズして

完全二足歩行にしたスタイルになっています。パッと見は。

特に頭部なんかソックリですよね。クリアパーツの裏に赤い目があって、

頭の上にはビーム砲があって、口の中には荷電粒子砲があって・・・・といった感じの


比べてみると頬の部分の排気モールドすら一致しますし、

ジェノのレイヴン仕様に限った話ですが、頭の上のビームが3つというのも同じ



しかし、冷静に体全体を見てみると、驚くほど似ていない

というか、顔だけが似ている、他のパーツは全くといって良いぐらい似てないんですよね



さて、ジェノザウラーの体を見た時、まず気がつくのは

排気モールドの多さだと思います。


デスザウラーも排気モールドがそれなりには多いですが、

ジェノザウラーは多い上に大きいので非常に目立つ。


おそらくですが、これはデスザウラーの背部吸入ファンの代用ではないかと思います。

ジェノザウラーはデスザウラーのように、背中に一箇所ファンを取り付けて

そこから荷電粒子を・・・という理屈ではなく、体全体にファンを設けて、

そこから吸引するというシステムなんじゃないかと。

そのように解釈すると、しっぽや首周りにあるパイプは、

全身のファンから集めた荷電粒子を、口腔内の荷電粒子砲にあつめるという役割なんじゃないかと


そう考えると、ジェノザウラーというのはまさに

「荷電粒子砲を撃つためのゾイド」である風に見えてきます。

もう全身が荷電粒子吸入ファンと言うわけですからね。

それを象徴するかのごとく、アニメでは荷電粒子砲を発射する際、

アンカーで足を固定し、しっぽから頭の先まで一直線にして

それから荷電粒子砲を発射していました。

まさに体全体を、一つの砲とするかの如く・・・・

(しかし、これを完全再現したキットはアニメ放送から10年以上経過してリリースされた

HMMジェノザウラーレイヴン仕様まで待たなければならなかった・・・・)




 さて、最後に異名の件について

ウィキによると「虐殺竜」が正しいらしいです。ただ、これは個人的にはあんまり好きじゃない・・・

そもそも虐殺って、「むごい殺し」という意味があるんですが、

ジェノザウラーって「むごい殺し」をしてましたかね?

どちらかと言うと荷電粒子砲で一撃で殺してたような・・・・

その、荷電粒子砲で殺すというのを「むごい殺し」と解釈出来なくもないですが、

それだったらデスザウラーもスティンガーもブレイカーもやってるし・・・・


そういうわけで、CMで使用された

「受け継がれたのは冷血の遺伝子」という異名・・・というかキャチコピーが最高だと思います。

何から冷血の遺伝子を受け継いだのか?それはもう言うまでもないでしょ?

このキャッチコピーはまさにジェノザウラーに驚くほど似合う、最高のキャッチコピーだったと思います。







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