ま、ここを落とすには、数が
今回は「機動戦士ガンダム」の最後の舞台、一年戦争の最後の戦場となった
ア・バオア・クー戦において色々と・・・・
実は初代ガンダムの戦場の中では、ジオングやギレン総帥の演説もあって、
個人的にはトップクラスに好きな所です
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機動戦士ガンダム、第42話のタイトルは「宇宙要塞 ア・バオ・ア・クー」でした。
もうこの時点で惹かれるものがあります・・・・
タイトルには、要塞の名前しかない・・・・
それまでは「ソロモン攻略戦」とか「ジャブローに散る」とか「ルナツー脱出作戦」とか
地名＋何らかの単語 という感じだったのに、ここ４２話では地名のみのタイトル
なんかフィナーレの雰囲気が漂います・・・
この状況でのジオン側の戦術は、「月とア・バオ・ア・クーが最終防衛ライン」で、
ここを突破されれば「ジオンは裸同然」なわけです。
ここをどう連邦が突破してくるかがカギでしたが、連邦はア・バオ・ア・クーの攻撃を選択。
後に月にはアナハイム・エレクトロニクスが誕生してることを考えると
連邦的には、なるべく月を無傷で残したかった故の選択だったのかもしれません
その後の大局的な流れとしては、
まずソーラレイで連邦軍艦隊の数を大幅に減らす
（ここでレビル将軍も葬っておく
その後は空母ドロス中心になんとか耐える・・・・という感じでしょうかね
まぁ結果的には、この後でギレン死亡→ドロス轟沈→連邦軍がア・バオア・クーに取り付く
というのが一連の流れになってしましました。
ところで、テレビ画面にはガンダムVSジオングの死闘がクローズアップされていましたが、
それはあくまで死闘というか”私闘”ですわ。
大局的な話をすると、ガンダムとジオングの結果など正直どうでもいい と言って問題ないでしょう。
むしろ、空母ドロスさえ耐えてくれればそれでいいと。
そう考えると、ア・バオア・クー戦でのキーマンは、
「連邦軍艦隊の３割を撃沈させたソーラ・レイ」と「空母ドロス」の２つだったと考えられますね
ジオン側からの視点で考えると、ソーラ・レイで如何に連邦軍の数を減らせるか？ということと、
残った戦力をドロスでどこまで抑えられるか？がカギだったと思います。
もっと言うと、コレはもう「機動戦士ガンダム」全体に言えるんですが、
ジオン軍全体としては、白い悪魔であるガンダムを異常に警戒してました。
まぁーあのガルマ・ザビを倒しちゃってるわけですからね～
そのためにランバ・ラルは派遣されたし、キシリアもドズルもガンダムを気にしていた
しかしギレンは・・・？
ギレンは、終始ガンダムにはほとんど無関心でした
そもそもガルマが死んだ時もそっけなかったし、デギンの願いを完全無視して
でかでかと国葬して演説して、弟の死すら戦意高揚に当ててしまってましたからね・・・・
で、ガンダムに関しては特に話題にもせず・・・といった感じで
キシリアが「シャアじゃなければガンダムは倒せません！」と言った時にも
口にしたのはシャアとジオングの事でしたからね
一方で、だからこそ「ホワイトベース隊を囮に使う」という連邦軍の作戦に乗せられず、
ソーラ・レイを艦隊の中心に向かて砲撃出来た・・・とも考えられるんですが
さてと、ここからは妄想入ります（笑
ギレン死亡→ドロス轟沈→連邦軍がア・バオア・クーに取り付く という流れでしたが
ここでもしもギレンが死ななかったら・・・つまりキシリアに暗殺されなかったら
「ジオンは勝ってたんじゃないかと」密かに思ってるのがジオンシンパの俺です（笑
これはギレンの有名なセリフから推測できるんですが
「圧倒的じゃないか、我が軍は」
「ま、ここを落とすには、数が
というのもあるわけで・・・
まぁ、「追い詰められて、気でも狂ったんじゃないの？」とも思えなくもないですが、
ギレンはIQ240の天才ですよ？
しかも、ソロモンが陥落した後も、デギンに対して
「せっかく減った人口です、これ以上増やさずに優良な人種だけを残す、それ以外に人類の永遠の平和は望めません。そして、その為にはザビ家独裁による人類のコントロールしかありません」
とか、もう勝った後のシナリオも冷静にベラベラ語る・・・・
だからこそ、さっきの２つのセリフも真面目に言ってたんじゃないかと思います。
まぁ「圧倒的」は言い過ぎですが、ドロスが耐えればア・バオア・クーは落ちない。
だから、あのまま行ってたら勝ってたんじゃないか・・・・とも思うんですけどもねー
もっと考えると、ドロスである程度侵攻を止めれば、
もう一度ソーラレイの発射で・・・ということも考えられるし・・・・
富士急ハイランドのアトラクションとか、まさにそれだったみたいで
ア・バオ・ア・クーで勝利すれば、連邦もジオンもズタズタですから
講和条約を結ぶなり、もう一度ブリティッシュ作戦を行って徹底的に潰すなり（ぁ
勝つシナリオはあるんじゃないかと思います
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