考えたら「メカを語ろう」ではスタート時から３回連続で女性が搭乗したロボ・・・
それも、全員富野作品である程度権力と戦闘力をもっていてかつ性格がキツイ女・・・
さすがにアレかなーと思ってですね、とちゅうでやめようかと思いましたが、
面白いんでこのまま突っ走ります（笑
えーキュベレイです
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さて、キュベレイに関しては高校の頃デザインに一目惚れして
ZとZZを観る前からMGのキットを買っちゃった思い出があります
その分説明書とかの設定はかなり読みこんでたような思い出があります。
キュベレイの性能や、開発経緯、そして特徴など、事細かに書いてあって
説明書だけでお腹いっぱいになれる素晴らしいキットでした（笑
そしてこのキュベレイ、とにかく（設定を読む限りは）男らしい機体ではありませんか
何が？って、武装が少ない！
ビームサーベル２本とファンネルだけですからね！
メガ粒子砲とか、でかいバズーカとかマシンガンとか持ってない
というか「必要ない」んですよ。この潔さというのは本当に男らしい
そして、大きく飛び出した肩はバーニアのためにあって
これによって高スピードを叩きだす事ができます
スピードをなによりも重視するという思想は、あのヅダの面影も見えてくる・・・？
この「高機動」と「少ないけども強力な武装」
キュベレイは強力なMSではありますが、相当のNT能力を持ったパイロットではないと
使いこなすことはできない・・・・
なんというか、第二次世界大戦の日本の戦闘機、零戦にも繋がるような、
そんな気がしてきませんか？
しかし、キュベレイの劇中での活躍と、この機体の世間での評価を見ると
男らしさなんか全くない、むしろ「美しいMS」の代表格として扱われているのがまた面白いところです
キュベレイは「機動戦士Zガンダム」「機動戦士ガンダムZZ」の２作品に登場
どちらの作品でも、ネオ・ジオンの摂政ハマーン・カーン専用機として登場します
まぁ、ファンネルしかついてない、見るからにピーキーな機体を乗りこなせる人物は
ネオ・ジオンにはハマーンとプルシリーズ（キュベレイMK-IIor量産型キュベレイのパイロット）
ぐらいしかいなかったでしょうな
（ただ、ララァだったらもっとうまくキュベレイを扱ってたような気がするし
そういったIFを見てみたい気もします （ギレンの野望ではそうなってるんですが
ハマーン・カーンも人気のあるキャラクターで、現実のキュベレイ人気は
ハマーン人気の影響も少なからずあるのは事実なのは間違いないとは思います
しかし、だからといってキュベレイが「美しいMSの代表格」みたいな扱いなのは
もうキュベレイのデザインによるものがほとんどなのではないでしょうか
女性パイロットのMSなんて腐るほど出てくるしね～
・・・・そういや、Zガンダムでは女性パイロットがたくさん登場していたんですが
そのほとんどがいかつい機体に乗っていましたよね？
サラはボリノークサマーン、ロザミアはサイコ２とギャプラン、フォウはサイコ
マウアーはガブスレイだし、レコアはパラスアテネ、エマはスーパーガンダム・・・・
ライラのガルバルディβがちょっと女性らしい気もするけど、色が赤なだけで
機体そのものはただのいかついゲルググですしねぇ・・・
そういう意味で、「女性」が「美しい（いかつくない）」MSに乗ってるキュベレイというのは
正当なようでいて、実はZの世界の中では珍しいことで目立ってたのかもしれませんね
ZZや逆シャアの時代になっても、ここまで美しいMSってのは現れませんでしたね・・・・
逆に時代を遡って行くと、美しい機体といえばノイエ・ジールが浮かぶのですが
これはまた別の話か
そんなこんなでキュベレイはかなり人気の機体で
HG、MG共にリリースされています。ほぼ色違いのMK-IIも一緒にです。
これはこれで喜ばしいことなんですが、一方でいつまでたっても商品化されない
量産型キュベレイは・・・・
本当に本当に不遇の極みみたいなMSです
探して見るとB-CLUBの改造パーツがあるんですけども・・・高いっすねー
まぁガレキだとこんなもんだとは思いますが
ウィキとか読んでると、そもそも設定すらあやふやらしくて
HG,MGにならないのはそこら辺も影響してるのかなぁ
とは思うのですが、プラモにするだけなら放送されたやつをそのまま立体化すればいいのでは？
てかガレキあるんだからその辺は違うし・・・・単に人気無いだけか・・・・
というかZZではほとんど目立ってない、いつの間にかキャラ・スーンに全滅させられてるし・・・
とは言っても（一応）UCにワンシーンだけですが登場したので・・・・なんとかなりませんかね
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