2013年9月3日火曜日

ZOIDSを語ろう 第一回「ピースの欠けた完全体」 デススティンガー


今回はデススティンガーについて

これねーもう子供の頃はジェノブレイカーと並んで大好きだった

てか今も好きなゾイドです


続きを読むからどうぞ!











賛☆否☆両☆論


とにかく意見の割れるゾイドであります(笑

まず欠点が多くてですね


・強すぎる
・ウミサソリに見えない
・背中のショックカノンが大口径すぎる
・色が帝国らしくない
・デスピオンのパクリ


と、とにかく批判意見がボロボロ出てくるゾイドなんですよねー


しかし、一方で我々のような機獣新世紀ゾイドから入った人間からすると

アニメでとにかくひたすら暴れまくったこの機体は、強烈なインパクトを残しました

もうね、同年代の人とゾイドの話題をすると、

ライトニングサイクス、ライガーゼロパンツァーと並んでほぼ必ず登場します(笑

特にゾイドに熱中しなかった人でも

「ホラ、あのー海の中泳いでたサソリみたいなやついたじゃん!あれ強かったよねー」と

デススティンガーだけは強烈に覚えていたりします(笑




公式ファンブック2


そして、デススティンガーを語る上で絶対に外せないのが「公式ファンブック2」に収録された

バトルストーリーでしょう。

このバトルストーリーでは、デススティンガーはラスボスとして登場します


ちなみに、公式ファンブック1のラスボスはデスザウラー

強さは単純にデスザウラー>デススティンガーですから、一見すると2のほうが楽勝に見えます

しかし、本辺のストーリーを読んでいくとそんなことは微塵もないのだ・・・・



1のバトストで、帝国は共和国を北エウロペの端っこまで追い詰めます

2のバトストでは、両軍がオーガノイド搭載ゾイドを開発する中、

帝国は最後の攻撃として、共和国ロブ基地に「第二次全面開戦」を仕掛けます

しかし、帝国はこれに敗北してしまい、敗走を余儀なくされます

この敗走を援護するべく、帝国軍は新兵器を次々と投入

そのほとんどがろくにテストもしないうちに投入されていきました。

デススティンガーはそのうちの一つとして、南ルートの支援に回りました



 この南ルートの戦いで、デススティンガーは突如暴走

敵味方関係なくジェノサイドを行い、暴れまくって地中に消えていきました


ここらへんの文を読むと、本当にデススティンガーの恐怖を表せていると思います


なすすべなど何もない。数十分後、デススティンガーが自ら地中に消えるまで、両軍の精鋭ゾイドはオモチャのように引き裂かれたのである

 とか


結果的に、 この戦いによって北ルートの帝国部隊は脱出に成功した。だが、報告を受けた帝国司令部に歓声はなく、自らが造り出した脅威にただ凍りつくだけだった。

とかもうヤバさが滲み出てますね・・・・

で、極めつけは帝国軍技術部総督ドクトルFが、プロイツェンに宛てた報告書

結論から言えば、あれは我々が追い求めた「欠けたピース」ではありません。おかしないい方ですが「ピースの欠けた完全体」なのです。あの悪魔はコントロールできません・・・。閣下、OS計画の凍結を。さもなくば、世界は必ず滅びるでしょう


「ピースの欠けた完全体」

これほどまでのデススティンガーを的確に表した言葉があったでしょうか?

 そしてトドメの「世界は必ず滅びるでしょう」


ちなみに、ファンブック1のデスザウラーは足がついてないしゾイドコアはむき出しだし

見るからに不完全な機体でした。

一方、ファンブック2のデススティンガーは・・・・

コントロールが効かないだけで、戦闘能力は完璧

勝手に自らを改造し「暴走モード」とかつけてるし、勝手に子供を作って増殖してるし

もしもアーサーとリッツの活躍がなければ、普通に惑星Ziは滅亡してたと思います(笑

デススティンガーの場合は海もいけるから、他の大陸も制圧してしまうだろうし

この時って帝国はボロボロ、共和国もウルトラデストロイヤーがなければ厳しい状態ですから

為す術もなくデスステ軍団に蹂躙されて終わり、という展開になったのではないかと

そういうわけで「世界は必ず滅びる」は言い過ぎでもなんでもなく、普通に妥当だと思います


(しかしデスステが増殖していたor増殖する能力があったことをドクトルFは事前に知っていた

もしくは予想がついていたんでしょうか?

OSによる暴走は仕方ないにしても、生殖器とかは取り除くべきだし

そもそもデスステは一匹なのにどうやって子供を作ったんだ・・・・?

ゾイドにはオスとメスがないのか?と考えだすとキリがない・・・)



キット


キットはもちろん持ってました

たしか事前に同じサソリ型ゾイドのガイサックを入手してたんですよ

で、ガイサックのほうはアニメみたいに足がうねうね独立して動かないし

子供の頃はちょっと不満でした(今思うとあのギミックは天才的だと思うんですけどね・・・


で、後に入手したデススティンガーは、ちゃんと足が独立して動くわけで

これは普通に嬉しかったですね・・・


そして、専用コントローラー


これさ、どっかのサイトで

「全然売れなかった」とか「売れなさ過ぎてレア」とか書かれてましたが

俺はちゃんと持ってたからね! だってゾイドを操れるんだぜ!欲しいだろ?(ぁ


方向転換ができるんですが、デスステの場合はキャップがすぐに劣化して

歩行しながら、足ごとポロポロとれていくのはかなしかったなぁ


これが後のディアブロタイガーにつながっていくんですが、

そっちもあんまり売れてないみたいだし・・・うーん





バトストのその後



ウィキによると、なんと後に「量産デススティンガー」とかが登場してるんですね・・・

あれだけ大暴れして世界を滅亡しかけたデススティンガー を量産するって

そりゃあないよとは思いますね(笑

ただ、逆にそういったアブナイところが帝国の狂気を表しているとか

前向きに考えるといいのかもしれない


でも、あれだけデススティンガーもといオーガノイド計画に反対してたドクトルFは

量産デススティンガーとかいう狂気を見て何を思ったのか・・・

いや、プロイツェンに意見してた時点で処け(ry






0 件のコメント:

コメントを投稿