2014年2月10日月曜日

ブレンパワード 感想(再掲載)

遂に俺もここまで来たか・・・・

富野信者になって数年、今回ブレンを見たので、

ガンダム以降の富野作品テレビシリーズは残すところダンバインとザブングルだけになってしまった・・・


さて、ブレンパワードです。

オーガニック的に行きましょう


続きを読むからどうぞ!





君は立派だったよ、尊敬に値する坊やだ



ブレンパワードは、白富野3部作の一つと呼ばれる作品です。

登場人物を片っ端から殺して行ったVガンダムから、打って変わって全然人が死なないアニメとなっています。


これについて、富野氏は「リハビリ」といってたそうな。



さて、内容は・・・・内容・・・

もう好き勝手にやってるなぁ・・・という感じですね。

オープニングで女性の裸を散々出しやがってまぁ・・・・


中身も、本当に自由にやっている感じが凄いよなぁ・・・

2クールなので割りと展開が速く、特に最後の方なんかはムリヤリまとめている感じが

するんですが、それを差し引いてもすばらしい

何がって「キャラクター」だよ。

勇、ジョナサン、クインシィ、ヒメとよくもまぁこれだけ魅力的なキャラを並べられるもんだと



hime.jpg

特に凄いのはヒメでしょうな

電波で、棒読み。これだけ聞くと嫌な感じだけしかしないんですが

全然イヤミじゃない、いいキャラに仕上がっていると思います。


あとは、バロン・マクシミリアンの正体・・・これは不覚だったな・・・


正直言うと前半はいまいちどんな話かつかめず、ちょっと苦労しましたね。

それこそ第一話のインパクトとか、一気に話に引き込んでくる感じとか

そういうのは流石にキングゲイナーと比べると薄い感じはしましたね。

ただし、個人的にそんな状況が変わったのが9話と10話あたりですね


まず9話で、あの有名な名言

「8歳と9歳と10歳の時と、12歳と13歳の時も、僕はずっと・・・待ってた!!」これが出ます


そして10話

「死にたくないも! 死ぬと冷たいも! 死んだ母ちゃん氷だったも! 何も言わないも…!」



あーダメだ・・やられた・・・もうだめだ・・泣く・・・


全体の雰囲気がキングゲイナーに似てて(同じ白富野だから当然なんですが)

ただキンゲには敵わないかなぁ・・という感じだったのですが、この2話あたりで

並んだね・・・うん・・・



全体として富野節全開で、ラストが駆け足だし

欠点を言うとまぁそれなりに多いんですが、それを超えて余りあるまでの魅力があふれている

いい作品だと思います。

このラストの展開が速いという欠点は、おそらく次の∀ガンダムに生かされたんだろうと勝手に解釈(オイ


いや、それにしてもぜひ4クールで見たかったですね・・・

富野って人はどうも、尺が短いと絶対足らなくなるよね(笑

劇場版Zしかり、F91しかり、劇場版∀しかり・・・







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