2013年7月4日木曜日

デス・キャットちゃんのことを想う会



なんかミラージュフォックスの注文が締め切りで、しかもちょっと前に発送になってるらしいですね

いろんなサイトでレビューされてます

俺は・・・・うん結局買わなかったんですが(ぁ




というわけで、こっちも高速機つながりでこれを(ぇ

メカ生体ゾイドの最後のゾイド、デス・キャットです

つづきを読むからどうぞ!







さて、末期ゾイドは一気に高速ゾイドを4機もリリースして、

この時点で「高速ゾイドだらけ!」とかなり批判されていました

ジークドーベル、ハウンドソルジャー、ガルタイガー、キングライガー



 発売順でいくと、まずジークドーベルとハウンドソルジャー

次にガルタイガーとキングライガーという順番だったそうな

 末期ゾイドは基本的に、旧ゾイドと比べディティールが少ないという批判がありますが、

 先にリリースされた ジークドーベルとハウンドソルジャーはまだメカっぽいディティールが

至る所にありました

で、次にリリースされた ガルタイガーとキングライガー

この2機になると一気にディティールが減ってしまいました・・・

特にガルタイガー

全身が流線型なのはいいのですが、足の関節はジャバラになってるし

もうメカっぽいディティールはほとんど残っていませんねぇ・・・・



で、その後のデス・キャットは

この反省を踏まえたのか、ガルタイガーの頃と比べるとある程度ディティールが追加されていますね

足や背中など、(末期にしては)良い感じのディティール密度だと思います

個人的に好きなのは肩の部分の銀色パーツ(多分アイスメタル)なんですよ

ここにボルトのようなモールドがあって、如何にも

「追加装甲なんです!」という説得力があります

(しかし逆に考えると、なぜこの期に及んでボルト止めなのか?という突っ込みどころが・・・

いや!末期だから突貫工事だったんだろう(ぁ


また、(この時期にしては)顔も悪くない造形だと思います

かなり猫っぽい、いい造形ですし

尖ったような造形がシャープで、如何にも強いし、早そうなイメージが湧いてきますね

ただ、ディティールそのものが少ない(見た感じ、SSゾイドのガンタイガーレベルに見える・・・)のが

ちょっと残念かなぁ・・・という感じです

末期ゾイドって、無駄に目がでかすぎるものが多いのですが

デスキャットに限っては小さめで鋭い目をしているので、かなり強そうで凶暴なイメージも伺わせます




 超重力砲の展開ギミックも見逃せないですね

キングライガー買った時、ギミックの少なさに唖然としたんですが(笑

デスキャットはこういった面も考慮されてる?ような気がします

あとね、おしりかな?

 キングライガーのおしりってディティールが少ない以前に「何もない」状態だったのですが(笑

デスキャットはここも考慮されています



と、まぁ方向性そのものは(末期にしては)かなりよくできていると思うのですが

キットとしてはツメが甘いなぁ・・・という印象がします

お腹がでかいし、腹の側面はディティールが皆無だし、

足首のところのキャップがかなり目立つし、尻尾は手抜きなんじゃないかと思うレベルだし(ぁ

せっかく、全ゾイド中最高クラスの速度を叩きだすゾイドなのに

お腹がボテボテの印象がして、あんまり早そうに見えません・・・

どう見てもブレードライガーとかのほうが早そうだしねぇ・・・・



加えて、まぁコレはほとんどの末期ゾイドに当てはまるんですが

色が残念なんですよね・・・・

かなり色で損してるゾイドだと思います

 足のモールドはなかなかのものですから、塗り分けたりしたらぐっと良くなると思うのですが



さて、(恒例の?)設定を考えていこうと思うのですが

これを考えると面白そうな機体ではあります

思うに、これはサーベルタイガーのガイロス版だと思うのですがどうでしょう?

デスキャットは、ヘルキャットともライジャーとも全く違うし、

ガルタイガーの影響も感じない

唯一、影響がアリそうなのはサーベルタイガーなんですよ

となると、サーベルを暗黒軍がリメイクしたらこうなるんじゃないかと思います




そのサーベルタイガーを生かしつつ、

暗黒軍高速ゾイドの特徴であるアイスメタルを装備し、

「背中に大砲を背負う」というジークドーベルとガルタイガーの設計思想をキレイに受け継いだのが

このデスキャットだったのではないでしょうか?




さて、ここからは完全に余談なんですが

デス・キャットを含めた末期の高速ゾイドたちの中で

最も完成度が高いのは・・・・実はガルタイガーなんじゃないかと

奇抜な色使い、ディティールの少なさが挙げられますが、

ガルタイガーの場合はそれを流線型のフォルムでスピード感を出してるし

「スピードのある機体なんだ!!」っていう説得力が最もある気がしますね

あの、いまにも飛びかかりそうな前傾スタイルもイカスしね


ただ、それならそうとメイン武装はツメで行って欲しかったと思います

あのぶつ切りみたいな荷電粒子砲はなぁ・・・・


しかし、それでもガルタイガーのデザインは称賛に値するものであるとは思います。

最初に見たときは「うわぁなんだこれ」というゾイドですが

見ているうちにだんだん魅力がわかってくるというか

スルメのようなゾイドですね 




さて、そう考えると

「高速機」としてまとまりのあるデザインをしているガルタイガーは、

かなり暗黒軍開発部の思想がうまく反映された機体で、

一方、全体的にチグハグなデス・キャットは

戦争末期の逼迫した状況で、突貫工事的に作られた・・・・と考えるのもいいかも

ただ、突貫工事の割りには死ぬほど強いのがデス・キャットですから

やっぱりこの解釈にはムリが・・・・(ぁ








0 件のコメント:

コメントを投稿