2014年3月28日金曜日

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に 感想(再掲載)




今回はエヴァの劇場版で、テレビ版の補完とも言うべき作品

「Air/まごころを、君に」です。

公開当初、物議を醸した、伝説の作品ですね。


続きを読むからどうぞ!!






大人のキスよ...帰ってきたら続きをしましょう




「やっと、エヴァの結末が見れる!!」と当時のファンは喜んで劇場に見に行って、

内容があんな感じで、・・・まぁ相当落胆したのでしょう。


当時のファンのブログやらコメントを見ると、否定的どころか悲観、破滅的なものが多いわけで・・・

まぁ、「オタクに目を覚まさせる」という庵野監督の目論見は完全に成功してるんですね。

・・・それがいいか悪いかは別にして


さて、この作品は「Air」と「まごころを、君に」の2つの話が収録されていて、

「Air」のほうは本当にすばらしいですね。

アスカとエヴァ2号機の戦闘シーン・・・なんかは見ていてかっこいいです。

量産エヴァもいいですね・・・・悪っぽさが前面に出ています。

それから、「最後の敵は人間」というストーリーもなかなか。

とにかくエヴァってひねくれた内容が多いんですが、「ラスボスが人間」なんて

普通だったらあんなに盛り上がらないと思います。

それをやってのけるのは本当にすばらしいと思います。


また、個人的にエヴァの魅力は、止め絵のかっこよさではないかと思います。

動いていなくても、スクリーンのキャプチャだけで凄くかっこいいんですよ。

ここら辺は見てるだけで惚れ惚れしますね。

これらはテレビ版にも言えるんですが、今回は劇場版!

かっこよさは、当然の如く更に磨きがかかっており、すばらしいです。



さて、問題は「まごころを、君に」のほうかな・・・・

あっちはどうも展開が分かりにくいし、巨大綾波とか2号機のグロとか・・・・・


ただ、個人的にはこれらは「あり」だと思います。

テレビ版の最終回が投げやりにしか見えなかったのに対し、こちらは分かりにくいなりにも

まとめようとする感じは伝わってくるし、テレビ版よりははるかに分かりやすい。


「演出が古臭い」という批判を見たことがあるんですが、

個人的には、この90年代の古臭い演出とCGを使っていない作画(一部使ってたけど)

そして流れる名曲「甘き死よ、来たれ」

この全てが合わさって「よくわかんないけど、凄い」感が出ていていいと思いました。

最後にいい映像を作ってくれたねぇ・・・


意味不明とはいっても、手抜き感はほとんど無く (実写はどうかと思ったが)

消化不良だったテレビ版よりも断然好きですね。

まがいなりにも、一応はきれいに完結してるではないか。



それなのになんで今更新劇を作るのだろうか・・・・そっちのほうがどうかと思うな・・・・










0 件のコメント:

コメントを投稿