OVA装甲騎兵ボトムズ 「ビッグバトル」 感想（再掲載）

（この記事は「Strange Rabbit」の記事の再掲載版です）



夏休み！　長い！　ヒマだ！　ということで

夏休み中はアニメばっかり観てました・・・で

見てる割には、感想を書いておらず、溜まる一方なのでここら辺で放出していかねば・・・


というわけでボトムズOVA「ビッグバトル」です！

ボトムズＯＶＡとしてはちょうど２作目ですね。



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 前作、「ザ・ラストレッドショルダー」では、主人公以外の主要キャラがほとんど登場せず、

新キャラたくさん登場・・・で、いかにも「外伝！」という感じだったんですよ。

それはまぁそれで良かったんですが。


今回「ビッグバトル」では、主人公キリコ以外に、ココナ、バニラ、ゴウトの主要キャラが登場し、

ボトムズ本編の雰囲気に非常に近くなっています。

「外伝」というよりは、どちらかといえば本編の中の１話みたいな、そんな雰囲気がありますね。


そして、本編の最終回で、キリコとフィアナが選んだ「決断」

これが本編だと、ちょっと唐突だったんですね。

この決断に至るまでの補完というか、それが「ビッグバトル」で描かれます！

こういうのもまたＯＶＡの役割としては必要なことで、いいと思います



本編のバトルシーンなんかも、後のＯＶＡにありがちな「キリコつえー」ではなく、

仲間で協力して倒す！みたいな、ちょうどウド編のような展開で、いいと思います。

そして、なんといってもラスボス！　ラスボス！

これがスターウォーズＥＰ４の冒頭で出てくる、アイツそっくりなんですよ！

レゴで申し訳ないけど、コレ！これそっくりなんだわ！


ボトムズは、洋画のオマージュが多いといわれていますが、

スターウォーズのメカなんてAT-ATやらスノースピーダーやら大量にある中で、あえてこんな地味な奴を

セレクトし、しかもラスボスにしてしまうという・・・

なんともひねくれているというか、なんというか・・

ジョージ・ルーカスも怒る以前に、これには苦笑いするんじゃないかと・・・


そういう意味で、いかにもボトムズらしいというか、

「ラストレッドショルダー」とは若干違う方向性で、外伝として書いてあって

これはこれでアリだと思いますね。