(この記事は「Strange Rabbit」の記事の再掲載版です)
ファイブスター物語以降、自分の中で「永野護ブーム」なるものが来てしまい、
その勢いで見てしまった作品です(笑
エルガイムは、永野護氏の出世作ですね。
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この監督は富野由悠季氏ですが、「若手スタッフの育成」を掲げて製作されたアニメです。
そのためスタッフは若いメンバーで、しかも製作はスタッフ主導、それでいわゆる「富野色」が
薄い作品です。
そしてこの作品でメカデザインを担当したのが永野護氏、なんと彼はこのときまだまったくの無名で、
まさに「一夜にしてスターになった(by月刊モデルグラフィックス)」わけです。
しかし、内容を見れば永野護氏を起用した理由は一目瞭然
とにかくメカが素晴らしい。これに尽きます。
デザインもそうですが、メカニカルなギミックが本当に素晴らしいです。
一番は主人公機のエルガイムでしょうか。ジャンプするときなどに足の装甲がパカッと空くところなんかは
すげぇ・・・すげぇよ・・・・・
残念なのはストーリーが若干ラブコメっぽくなっており、それがリアルすぎるメカと合ってない点ですかね・・・
このあたりが「スタッフの若さ」なんかが感じられますね
正直言って俺はこのラブコメ路線が苦手で、前半は苦しかった・・・・
しかし、後半になるとシリアス路線になっていい感じになってきます
特に最終回近辺でのストーリーは今見ても斬新でいいと思います。
前半で散々だっただけに、いい意味で裏切られましたね
(詳しく書きたいけど、ネタバレになるので止めておきます(ぁ)
ファイブスター物語の元になった作品で、ファイブスターとの共通点がかなり見えます
(ポセイダル=アマテラス、主人公ダバ=コーラスシックスにしか見えなかったり、
同名のメカが登場したりする点(アトール、バッシュ、アシュラテンプル等))
そのため、FSSファンなら一度は見ておくべき作品ではないでしょうか
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