2013年8月5日月曜日

ヘルディガンナー(機獣新世紀版)購入したのでレビュー


今現在のゾイドは、HMMとMSSとゾイドオリジナルという3つのシリーズから商品展開が行われておりますが

今回はそれをガン無視してのヘルディガンナー購入です(笑


前から欲しかったんですが、AMAZONで安かったので思い切って購入してしまいました


そんなこんなでレビューを

続きを読むからどうぞ!





新生ガイロス・ヘルディ


ヘルディガンナーはメカ生体ゾイドの末期に登場

デッドボーダーと並んで、暗黒ゾイドの初陣を飾ったゾイドでした

今までのゾイドとは一線を画するデザインは、今だに多くのファンを引きつけて止みません


そして、機獣新世紀ゾイドでは、再販として比較的早い段階で登場

末期ゾイドの中では最も早く、機獣新世紀ゾイドに登場しました

そもそも末期ゾイドで、機獣新世紀ゾイドとして復刻されたのはヘルディガンナーと

あとはダークホーン、ガンブラスターぐらいだったかな?



と、早い段階で復刻がなされたヘルディガンナーだったのですが

色を大きく変更されての復刻だったので、旧ファンからは評判が悪かったです

まぁ、機獣新世紀の時に黒と蛍光グリーン色で復刻されていたら

明らかに浮いていたので、その判断は分からなくもないし、設定上もディオハルコンがなくなっていた

っていうのがあったので、こうじゃないと辻褄は合わないんですが



箱と中身




今回は未開封状態で入手しました!

お値段が1600円で、元の値段からすると倍近くしてるんですが、

まぁリヴァースセンチュリーのときは2000円だったことを考えると悪くはないのではないかと


加えて、これからヘルディガンナーが復刻されたとしても

この色での復刻はありえないでしょうから、ある意味ではレアなのかも・・・?

とかなんとか色々考えつつ(笑


ちなみに、箱がすごくキレイです!

ややシワ、色落ちがあるぐらいで、とても10年以上前の箱とは思えないぐらいキレイでした

テープが貼ってあったんですが、最近貼ったような綺麗なテープだったので痕も残らなかったです

さて、どこまで維持できるかなんですが(ぁ




中身

ランナー4枚・・・シンプルでいいですね~


せっかくなんでランナーの写真を一枚一枚取ってます

興味ない方は読み飛ばして構いません(笑


ボディと尻尾、対空機銃ですね

このボディが既にかっこいい・・・・




赤いパーツ類

これが蛍光グリーンだったなら・・・





足とかアサルトビームとか




こっちは動力部中心?かな



パイプ

どうもデッドボーダーと共通らしく、パイプが3本余ります

切れやすいと噂の悪名高きパイプですね(笑



 キャップ、フィギュア、キャノピー、シール

キャップはわずか6個で、しかも余ります!

キャップの使用率が極めて低いのもヘルディガンナーの特徴ですね



 ゼンマイ

いわゆるハイパワーユニットってやつですな




完成



パーツも少ないのですぐに完成!

・・・・といえばすぐに完成はするんですが、意外と苦労しました

ボディのパーツを逆にはめてしまったり、パーツ同士の精度があんまり高くなかったり(ぁ

精度が悪いと言うよりは、経年変化もあるのかなぁーとか思ったりもしたんですが

全体的にややはめ込みがキツいような気がします


それと、キャノピーがピッタリ閉まらない!

力でちょっと曲げてなんとか閉めたんですが、ここももうすこし頑張って欲しいです・・・



とは言いながらも、完成した姿はご覧のとおり

かっこいい!


デザインに関しては言わずもがな

イグアナとエイリアンが合わさったような、最高のデザインですね

 あんまり日本のロボットに見えませんね、テイストがハリウッドのSF映画的というか




それから、ゾイドのキットにおける弱点

例えば、肉抜き穴とか、合わせ目、こういったものが目立たないのも好印象です

合わせ目は最小限になっていますし、肉抜きは、足の裏がバッサリと肉抜きになってるんですが

ヘルディガンナーは低姿勢ゾイドなので、ご覧のとおり目立ちませんね




横から

見事な低姿勢ゾイドですねー。いかにも忍び込んで破壊工作とか、そういうシーンが浮かびます

(こんなでかい兵器で忍び込めるのか?という疑問はさておき(ぁ

尻尾が長いので、置き場所には困りますね(笑



 アップで撮影

足にはものすごいディティールが集中してますが、こちらはなんとワンパーツ!

このあたりもヘルディガンナーが傑作たる所以だと思いますね



ロングレンジアサルトビーム砲

3つの砲身をもつビーム砲ですが、ここまで複雑な形状なのに、なんと2パーツでできています

このあたりの、なんというか

「組みやすさ」と「ディティール」を極限まで追求したような形状は凄まじいですね・・・


ビーム砲自体のデザインも見逃せない

曲線で構成された後ろと、メカメカしい砲身の対比がなんともいえません

ゾイドには、それこそ様々な形状の武装が登場しましたが、そのなかでも

上位に君臨するのは間違いないといっていいと思います

コレぐらいの強烈なデザインを持った武装・・・出てこないかなぁ





正面から

どの角度から撮っても映えるのはヘルディの魅力の一つだと思いますねー



コクピットオープン

中には帝国兵士

 パイプと干渉してハッチがあんまり開かないんですよね



尻尾には対空機銃があって、ここにもパイロットを座らせることができます

吹きさらしの・・・いわゆる懲罰席ってやつですね(笑


 ちなみに、パイロットは1体しか付属しないので、この人はコクピットの使い回しです(ぁ



 おなか


 しっぽの裏側

ちゃんと作りこまれている部分と、そうでない部分のギャップが・・・(ぁ






他のゾイドと



 他のゾイドと並べて撮影してみました


 左が同じガイロス、右が共和国・・・・のはずなんですが

ブレイカーとヘルディガンナーは同勢力にあんまり見えませんね・・(ぁ

この写真だけだと、三つ巴で戦ってるみたい(ぁ



 ヘルディVSその他 のほうがしっくり来るような(ぁ

まさにヘルディガンナーは宇宙から来た侵略者というか、そんな感じのデザインだと思いますね

まぁエイリアンがモチーフなので当然なんですが




 旧大戦の末期同士

 キングライガー「お前、雰囲気変わったな」

ヘルディガンナー「お前に言われたくねーよ」




 総評





俺自身は、この歳になってトミーキットに手を出したのは

キングライガー、バスターフューラーと来てこれで3度めなんですね

で、キングライガーもバスターフューラーも正直そこまで評判のいいゾイドではなくて

組んだ感想としては、「悪くはないんだけど、不満がたくさん出てくる」といった感じでした

まぁ、ゾイドってのは結局のところ子供向けのプラモなわけで

成人した大きいお友達が遊ぶときには不満も出るよねっていう感じだと思ってました

ヘルディガンナーも、そういう感じなんだろうと



しかし手にしてみるとこれがぜんぜん違う!

もう、間違いなく「傑作ゾイド」であると思います。これはすごい!

デザインに関しての不満は、全くありません!

ゾイドの良さである「過密すぎるディティール」を受け継ぎながら、全く違う方向に昇華させているというか

見ていて全く飽きのこない、最高のデザインだと思います


もっというと、通常のロボットって

大抵の場合装甲部と非装甲部で色分けがされているじゃないですか

その装甲部が1色ないし2色で構成されている、これがスタンダードなロボットですわ

大概のモビルスーツがそうですし、ゾイドもずっとそのスタイルでした


しかし、ヘルディガンナーはこれも違う

装甲部と非装甲部がどちらも暗いガンメタルで、色分けはされていません

色で魅力を出すのではなく、ディティールで魅力を出してるんです

下手な色分け、小細工などいらない

それこそが、このヘルディガンナーが傑作たる所以なのではないかと



 ディティールのメリハリも上手いと思います

ただいたずらにディティールを増やすのではなくて、例えば尻尾とか、顔はツルツルにして

メリハリを出してるってのは最高だと思いますね



連動ギミックの多さも見逃せない

ゼンマイで歩行しながら、口を開閉させ、背中のビームを動かすっていう

ゼンマイひとつでここまで盛り込んだゾイドもそうないんじゃないかと


ただ、ビームぐらいは手動で動かすほうが良かったかなぁとも思うのですが



総じて、切れやすいパイプとか、キットとしては不満点もありますが

そのデザインは、まさに傑作と呼ぶべき最高のものだと思います

 キットを眺めていたら、おしりの当たりに「TOMY 1988」て書いてあって

そう・・・ヘルディガンナーは25年近く前の機体なんだなぁと

俺より年上じゃねーか(笑

それでも全く色褪せないデザインであるのは間違いないと思いますね






2 件のコメント:

  1. 更新お疲れ様です
    ヘルディは自分も割と好きで3体保有していますが、デッドボーダーと並んで異形感が楽しいゾイドですね

    自分はおもちゃとしてキットを評価するタイプなのでギミック多彩なヘルディはいい感じです
    ちなみに閉まらないキャノピーは干渉部分を削ると上手く閉まるらしいですね

    あと、箱を見るに後期出荷版ですね
    初期版はトミーのロゴが丸まってました

    返信削除
    返信
    1. 異形感は本当に出ていると思いますね
      ゾイドには24ゾイドとかキメラ、バイオゾイド等、異形のものは結構あるんですが
      ヘルディガンナーとデッドボーダーのデザインはこの中でも郡を抜いていると思います

      ギミックについてですが、歩行と口の開閉、ライフルの上下を実装していて
      本当に多彩ですよねー中型ゾイドとしてはかなり頑張っている方だと思います
      ただ、ライフルに関してはコマンドウルフやバリゲーターのように
      手動で動かせたほうが表情をつけやすくてよかったのでは?とも思った次第です

      箱に関しては知りませんでした。
      確かに、調べてみるとロゴが丸いものもありますね
      ロゴの位置も違うように見えます

      削除