2013年8月6日火曜日

イデオンとレイズナーから考える「ロボットアニメ的戦争終結」の方法



「伝説巨神イデオン」と「蒼き流星SPTレイズナー」

リアルロボットアニメブームの頃に公開されたサンライズのアニメです

この両者は、内容こそ全く違うものの、

背景設定がすごく似てるんですよね


今回は、それについての記事です

続きを読むからどうぞ!





イデオンとレイズナー


俺はイデオンの方から見て、その後レイズナーという順番で見たのですが

この2作品は設定がすごく似てるんですよね

どちらも、地球が舞台で、(見た目は地球人と同じ)異星人が攻めてくる!という話で、

その地球人と異星人は分かり合えるのか?がテーマとなっています

(イデオンの方は地球人殲滅と言うよりはイデの力が目当てといえばそうなんですが

もし話の途中でバッフクランがイデを手に入れてたら、地球殲滅に動いてもおかしくはないと思う(笑


そして、その異星人と戦ってる地球人たちの中に、なぜか平和的な異星人が一人だけ紛れてて、

この人と他の地球人たちが衝突しながらも、最後は共に戦うってところも同じですね

(イデオンはカララ、レイズナーは主人公のエイジがそのポジションですね




戦争終結


そして更に面白かったのは、

どちらの作品も「分かり合えるのか?」というテーマに対しての答えが「分かり合えない」

というところなんですよね(笑

イデオンはイデが発動して人間滅亡(これはTV版も劇場版も同じ

レイズナーは地球とグラドスの交流を絶つというEND

まぁ手っ取り早いんだけど、ハッピーエンドとはいえないというか(笑


(しかしレイズナーの場合は打ち切りだったためにああいったENDにならざるを得なかったのは

考えておく必要があると思います

もしも当初の予定通り進んでいたら、結末は別だったのかも






俺は賛成(笑


こういう終わり方、実は嫌いじゃないです(笑


そもそも、ガンダム以降のロボットアニメって基本的に戦争を描いた作品で

敵と見方が殺し合いをしてるという作品だらけじゃないですか

で、視聴者の方はそのロボット同時の戦争が見たいからロボットアニメを見とるわけです


2つの勢力が戦争をするということは、2つの勢力はお互い憎みあってなければならない

これが最終回まで続きます。これは普通です


そして最終回まで戦争をバンバンやってるのに、最終回で2つの勢力が

仲良く手を取り合ってハッピーエンド・・・なんて非現実的すぎるじゃないですか

現実の戦争だって、そんなに事がうまく運ぶなんてことはめったにないですよ

大抵は戦争が集結して、講和条約なりが結ばれた後でも

紛争が絶えないとか、国内情勢が不安定とか、禍根が残ってて・・・とかそういった状況が続くと思います


そう考えると、ちょっと強引ではありますが

なんかよくわからん力で強制的に戦争が終わるというENDをしたこの2作品は

あるいみ合理的だったのかもしれませんね












2 件のコメント:

  1. お疲れ様です
    レイズナーに関しては打ち切りに伴って途中経過をすっ飛ばして最終回をいきなり放送した感じ(OVAで補完済み)なんで打ち切り無しでもあのEDだろうと思います

    イデオンは宇宙放浪で度々人類が移住した惑星に立ち寄る時はありますが地球は舞台にはなってはいないですよ
    個人的にはレイズナーは1度敗北してレジスタンス中心の展開になるのが面白かったですね

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    1. 実はレイズナーの場合は違う終わり方も用意されていたみたいな話も聞いたので
      もし当初の予定通りだったら違うのかもしれません

      ご指摘の通り、確かにイデオンは地球が舞台ではないですね
      地球圏が舞台・・・も違うし、地球が出てくる?とした方がいいのかな
      あるいは、ストレートに「地球人の未来の話」とでもした方がよかったかもしれないです

      レイズナーのレジスタンス中心の展開は確かに面白いんですが
      グラドス人の支配のやり方が中世というか前時代的というか非人道的というか(笑
      あんまり未来人っぽいやり方でもないのが変というか
      逆にそういったところが面白かったですね(笑

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