2013年12月25日水曜日

ロボを語ろう! 第九回「白い主人公」 エルガイム(再掲載)


今回の記事は 重戦機エルガイムの最初の主人公機「エルガイム」について

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<<エルガイムとは>>

ダバ・マイロードの最初の愛機。失われたヤーマン族の遺産ともいえるA級HM。スパイラル・フローを首の付け根に収納することでコクピットとする。小型の大気圏内飛行用ランドブースター「ライト」を背面に装備することで単体での飛行が可能だが、長距離は大型のランドブースター「スピリッツ」を使用する。また、後述するプローラー(ランドブースター)形態に変形したエルガイムMK-IIと合体する事も可能である[6]。
両腕の格納部にはセイバー、ランサー、ハンドランチャーをどれか1本ずつ収納可能。パワーランチャー接続口は3。ほかに人体とは異なる位置で曲がる腕関節を生かし、曲げたことにより露出する腕部装甲の尖った箇所で相手を突く近接格闘装備アキュートがある。




どこのサイトか・・は忘れたんですが(ぁ

「機動戦士ガンダム」の主人公機であるガンダムは、富野由悠季監督によれば

最初は白一色のデザインで行きたかったそうです。

rx-78.jpg

しかし、白一色なんてスポンサーが了解しなかった

結果的に、赤青黄色を混ぜたあの色になりました。


そして、結局白一色の主人公ガンダムが映像作品で登場したのは

「第08MS小隊」のEZ-8まで待たねばならなかった

ez8.jpg

やっぱり、最初のトリコロールカラーの呪縛・・・とでも言おうか

それは強烈だったんでしょう

トリコロールじゃなきゃガンダムじゃない!みたいなどうしてもあったのだと思います



しかし、ガンダム以外の富野作品で、この白一色を成し遂げたロボがありまして

それが今回のエルガイムだったりします

eigaim.jpg


正義を表す色として、白ってのはなかなかいいと思いますが

しかしそれ一色のロボットって、他の作品でもあんまり見ないですよね?

しかも主人公機となると・・・うーん・・・

ユニコーンガンダムと、ライガーゼロぐらいかな

UCMG.jpg

ligar.jpg

ただ、この2機も厳密にいうと一色ではないような気もします

ユニコーンは、デストロイモードになると一色ではないし、

ライガーゼロは、キャップが赤で、排気モールドが黄色だから

それで保っているような感じだしね・・・



白一色・・・・

単純に考えて、これをデザインするのは相当なセンスが必要だと思う

白一色ならば、ヘタすればのっぺりとしてしまうし、また地味にもなる

一歩間違えればおよそ主人公機とは似ても似つかないものが出来上がる

ユニコーンのように線を増やせば見栄えはするだろうけど、当時(1984年)の

それもテレビアニメではかなり厳しい

しかし、エルガイムはこれを難なくクリアしている

それでいて、他のロボットと比べても本当にレベルの高いデザインだと思う



そして、このエルガイムの素晴らしいところは、細かいディティールというか

メカ描写だと思うのです

例えば、スパイラルフローの収納ギミックとか

物理的にありえない合体をしているガンダムやイデオンに比べると、恐ろしくメカニカルで

本当に素晴らしいと思います。

手にセットするランチャーもかっこいい!

先頭になると毎回セットして、コードつないで・・っていうシーンが流れるんですが

これがまた、エルガイムの独特なメカニカル感があっていいと思います

そして極めつけはアレですね 足の装甲がパタパタするアレ

foot.jpg


アレがかっこよくってもう・・・



ほかのマシンナリィや、B級ヘビーメタルと比べても

メカニカル・・・もそうですが、それだけではなく

神々しさすら感じるデザインは本当にかっこ良かったですね

で、そんな感じだから「絶対何かしらの裏設定が明かされるはず・・・」と思ってたんですが

そんなことはなく本編終了(ぁ

これがちょっと・・・どころじゃなくて相当がっかりしましたね(笑

ウィキとかで裏設定書いてあるけど、こーゆーのは本編で明かして欲しかったなぁ・・・・














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