2014年5月27日火曜日

グラビティーサイクスちゃんの事を想う会


久々の「想う会」シリーズですね(笑


今回はグラビティーサイクスについてです

続きを読むからどうぞ!





最初にコレを知ったのはゾイドに再びハマってからでした。

そういうわけで(?)最初見た時はストレートに

「なんだこれ?ダサい!」という感想でしたね。


その評価が変わったのが、アキラの密会というサイト様に掲載されていた

「ヴェルグ・デスキャット」という作品を見てからでした。

(上記リンクから、ギャラリー→ヴェルグ・デスキャットとクリックしていくと見れます)

おお!色変えれば結構イケるやん!と思ったもんです。

(もちろん、色を変えただけではなく結構改造もしていらっしゃるんですが、

ベースの部分はあくまでグラビティーサイクスだったのが衝撃的でした)



だから、グラビティーサイクスに関しては結構評価できる点はあるんですよ。

まず何と言っても全身のディティールですよね。

初期共和国大型ゾイド程はないにしても、かなり力の入った、それでいて説得力のあるディティールが、

全身にされており、かなりいい感じだと思います

ただ単にディティールを張り巡らせただけでは、初期の共和国ゾイドのように

旧式な感じが出てしまうのですが、そのあたりもグラビティーサイクスは考慮されており、

ディティールを増やしながら、それでいてどこか新しい感じにうまーくできていると思います



 特に、両足のディティールは特筆すべき物があると思いますね。

ごちゃごちゃしている割には、かなり細めの足で、スピード感が出ていると思います。

グラビティーサイクスを見た後だと、ヘルキャットの足なんかはちょっと太く見えますね

どちらかと言うと、コマンドウルフの足に近いかな?あのほっそり感は


尻尾もいい感じだと思います。

グラビティーウルフの尻尾があまりにもアレだったので、それを思えば神レベルとすら感じますね

ヘルキャットよりも、尻尾に関しては力が入っており、かなりいい感じだと思います



で、まぁ、そろそろ欠点に移るか・・・・



全身のディティールは良かったのに、色で全部台無しになってしまってるなぁと思います

基本色のオレンジはまだ許そう。

そこに何故「白」を足したのか・・・・・

明るい色に明るい色を足して、ただ「明るい」だけのデザインになっちゃってるんですよね

これはゾイドとしては失敗してる色使いだったのは明白だと思います。

なんかぼけてるというか、強そうじゃないし、せっかくのディティールもわかりにくくなってるし


加えて、顔もデザインもまずかったと思います。

ネコ科の動物っぽさは出てると思うのですが、

かっこよさとか獰猛さみたいなのは皆無ですよね・・・・


確かにチーターの顔にはなってると思います。

チーターっぽさでは同じチーターがモチーフのライトニングサイクスよりも

それらしくはなってるんですが・・・・ちょっと可愛さを強調しすぎたかなーという感じ

牙もずいぶんとおとなしいしね

かっこよさや獰猛さでは、圧倒的にライトニングサイクスの勝ちなのは明らかだと思います。

あっちの方が色もかっこいい配色になってるしね・・・・

ディティール量だけではこっちも負けてないんですが



そして・・・・おそらくは最大の欠点だったのが武装だと思います

背中の剣を口に加えて攻撃するという大胆(?)なもの

こちらはキットでもバッチリ再現できる・・・・のですが、

だからといって全然嬉しくならないのはなんでだろう(笑


つーかね、ゾイドに関してはブレードライガーの登場以降

やたらと剣だのハサミだのドリルだのを持ったゾイドが乱発されたという過去があるんですよね

こういったゾイドに対して、「いや動物型のロボなら牙や爪があるんだからそれで戦えよ」

という批判が常にまとわりついてきたという過去もあります。

てか今だにありますよね。ゾイドオリジナルのミラージュフォックスとかジェノリッターのデザインが

公開された時「また剣か」みたいな批判が結構あったのを覚えています


個人的には、剣だのハサミだのは嫌いではなく、むしろ大好物だったりします(笑

これは俺が機獣新世紀世代だというのもあるんですが、

剣ガーハサミガーっていう批判を目にする度、「じゃあキャノンはありなのか?荷電粒子砲は?」

と聞いてみたくなるんですよね

過剰な武装とか、少なからず昔からあっただろうと。

モチーフ無視とか言いますけど、そんなもんはグライドラーとかペガサロス、アクアドン

の時点で無視してただろうと



話が脱線してきたので元に戻す

まぁそこまで、剣だのハサミだのが大好物な俺なんですが、

今回のグラビティーサイクスに限っては・・・流石にうーんという感じなんですよね・・・・

「兵器」としてのリアリティーがあまりにも欠けているというか・・・・



そういや、この記事で取り上げたゾイドバトルワールドに載ってた漫画に

ブレードライガーがちぎれたブレードを加えて攻撃ってのがあったんですが


もしかして、グラビティーサイクスのルーツはコレなのか・・・・・???


ただ、このシーンはあくまで「バンがブレードを千切られて、危機的状況になったから」

という建前があったからこそのシーンなのは明白でして、

それを最初から想定してる兵器ってなんなのよ・・・とは思ってしまいますよね・・・・


まぁアレかな。

ネコ科のゾイドで、牙をあんまり強調しないデザインのゾイドってのも珍しい・・・・

・・・・あ、ヘルキャットがいたか。うーむ





<<まとめ>>

前述のヴェルグ・デスキャットの例をみると、

グラビティーウルフのようにボディに明白な欠点がないし、

部分部分では光るもののあったのがグラビティーサイクスだと言えるのではないでしょうか

塗装して、ちょっと改造してやると見違えるようにかっこ良くなるゾイドだと思いますよ!

そういう意味で、モデラーの実力を試すゾイドなのかもしれない


じゃあ買うか?と言わたら・・・・微妙なんですが













4 件のコメント:

  1. お疲れ様です
    久々のゾイド記事になりましたね

    サイクスに関しては純粋な海外産ゾイドなのが大きいですかね
    海外展開は/0をスタートに、後半はにブロックスを中心に多種多彩なゾイドがリリースされました
    そしてどれもギミックを魅せることを主体としたデザインでした
    グラビティ組は動力がフライホイールなこととゾイドでは珍しいミサイルギミックが特徴ですね
    派手で明るいカラーリングや奇抜なスタイルもそもそも「兵器」のゾイドではなく「玩具」のゾイドとしてデザインされたのではと自分は考えています

    フュザもそんな海外の流れで製作された作品で、登場ゾイドのカラーは海外版ベースが割りと多めです
    だからサイクスもこういうカラーそのままで登場、販売されたのかなと思います

    私信ですが今月は久々にトミー製ゾイドを購入出来ました
    なんとサラマンダーとマンモスです
    とはいえもったいなくて積んでしまう自分が悲しいです(笑)

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    1. いやまったく、ゾイドに関しては最近ニュースもないし書くことがないんですよね
      なるべく増やしていこうとは思うのですが

      仰るとおり、海外産のゾイドなのでデザインがかなり玩具っぽいのは確かでしょうね
      色はUS版のセイバーに非常に近い感じだし、ギミックが多いというのも
      他の海外ゾイドに共通する特徴ですしね
      グラビティーサイクスは海外版だともっと明るいオレンジ色みたいですから
      日本に輸入する際に色を変えてくれれば・・・とも思ったのですが
      アニメの件もあるし難しいですね

      サラマンダーとマンモスですか!凄いですね!
      サラマンダーはボンヴァーンが売ってあるのを見たことがあるのですが、
      マンモスは一回も見たことが無いですね・・・本当に羨ましいです
      積んでしまうのはわかりますね~
      自分ももし手に入れたとしても勿体無くてためらうかもしれません(笑

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  2. さすりゅ~2014年5月28日 0:10

    コイツよく中古市場で見かけますよね。自分もフューザーズの頃買ったのですが
    当時のグラビティーゾイドのお気に入りがグラビティーウルフだったものでやはり自分の中でも陰が薄いです…

    確か剣がミサイルになってるんでしたっけか。失くすと相当見栄え悪くなるだろうなぁ
    その点剣無しであれ程かっこよく仕上げられたヴェルグ・デスキャットは素直に凄い

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    1. Amazonでもずーっと売ってますしね(笑
      人気よりも、まず知名度がなさすぎる気がします・・・
      ネット上でも、これについて語られてるのを殆ど見かけないですし

      ヴェルグ・デスキャットは初見で驚きましたね。
      ぱっと見は本当にデスキャットに見えるのが凄いと思います。
      グラビティーサイクス=デスキャットの後継機説も、案外ありそうですね(笑

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