今回はこの本のレビューです!
これは俺が小学生の頃に買って、そのまま実家で現存していたレアモノです
続きを読むからどうぞ!
<どんな本?>
見てわかると思いますが、機獣新世紀、いわゆる平成ゾイドの
初代アニメのガーディアンフォース編が開始してすぐらへんに出版されたものです。
ずいぶん中途半端な時期に出たものらしいです(笑
ブレード、ジェノ、ストームソーダー、そしてオーガとPKコングは出てたのですが、
ウルトラやデスステ、ブレイカー、サイクスは出てなかった頃ですね。
ちょうどファンブック1と2の間といえるでしょう
その当時はこの手の本は結構な数出てまして、それぞれが微妙に内容が違ったのですが、
これの内容はアニメの内容解説や補足、改造ゾイド特集、
そしてオリジナル漫画がメインの内容となってます
一応目次ページ↓
内容はかなりアニメ寄りになってますね。バトストはほぼ無視されています
ちなみに、背表紙にはプレゼントが
ところで、この2つのレアアイテムなんですが
どうググっても出てきません
お持ちの方、もしくはそれをアップしているサイトをご存知のかたいらしたらぜひお願いします!
しっかし、各100名なので相当レア物ですよね~
さて内容内容
まずはアニメの解説とか・・・・ですが
おおまかなストーリーを、なんとアニメの名場面をジオラマで再現した写真付きで解説!!!
なかなか手のかかる事をやってますね~
特に↑の写真は、コマンドウルフの色をアニメ登場カラー(っぽい色)に変更してありますね
ただ一方で、こんな場面も
橋爆破シーンですが・・・・グスタフが何故か変な色に! ムンベイカラーじゃない・・・
調べてみると、こちらはヨーロッパ版ゾイドのグスタフらしい・・・・なんでそんなものをわざわざ使用したのか
他、クライマックスのデスザウラー戦ですが
構図が・・・・これだとデスザウラーとブレードライガー共闘してるみたいに・・・(笑
その右の写真ではちゃんと対峙してる。よかった。
しかし低空飛行なストームソーダーだこと(笑
ちなみにデスザウラー戦で終了ではなく、ガーディアンフォース編の
シュバルツが洗脳(?)されてトーマと戦うシーンまで乗ってます。
これでも、ブルーレイ化されるまではアニメの内容を知る事ができる数少ない資料の一つ
だったわけだから貴重品だったんだぞう!
さてここからはおまちかねの改造ゾイド
改造ゾイドは、後に載ってるオリジナル漫画に登場の機体か、
アニメ登場機体の2種類、計11機載ってます。
そのうち、↑の2機のように大きい写真で解説されているのは8機
多いような、少ないような・・・・
左の高機動型ジェノザウラーは、
右のブレードは、このページだと名前が「対空迎撃型」なのに漫画だと「ブレードライガーSP」
になってて設定があやふや(笑
それでも、これをつけるだけでPKコング数体をまとめて葬れるというものすごい性能を有します(笑
アニメ登場機体はシュバルツコング(後に製品化されたものではなくて、完全再現されたもの)や
↑のクロスボウ兄弟のヘルディガンナー、セイバータイガースティンガーSP
(どちらも再現度はかなり高い)
そしてコマンドウルフミサイル強化型(帝国兵士に捕獲されて暴れてたやつ)
コマンド好きとしてはこれはうれしかったですね~
しかも、なんと作成方法も書いてあるんです! これは凄い!
ま、すごく投げやりなんですが(笑
自作、自作のオンパレードで、コレを見て「よっしゃ僕にも作れるぞ!」とか思った小学生は
間違いなく皆無だったと思います(笑
改めて言いますが、これはモデラー用雑誌ではなくて小学生用の本ですよ
要求するレベルが高すぎる・・・・・のはこの手の本だとお約束か・・・・
ただ、ここまで投げやりな文を書くのであればいっそ書かないほうが良かったような(笑
で、次が全ゾイド解説。
大体どの本でもこういうカタログ的なページはありますよね~お約束的なものです。
ただ、この本では「○○対決!」とか言ってちょっと変わったカタログになってます。
まぁいいんですが、それだと困ることがひとつ。
この当時はマッドサンダーはおろかウルトラザウルスすらない状況
つまり
デスザウラーの相手はゴジュラス!!!!!
最後、オリジナル漫画
漫画は2種類付いてあって、ひとつは↑のジェノザウラーの逆襲。
こちらはレイヴンが高機動型ジェノザウラーでバンたちを襲撃するという話。
おそらくはバンがジェノザウラーを破ってガイガロスへ向かう途中の話なんですが、
その間に破壊されたジェノザウラーを修理して高機動型に改修してコングとレッドホーン連れて
もう1回バンを襲撃する余裕がレイヴンにあったのか?とか野暮な事は絶対考えてはいけません(笑
もう一つの漫画もあるのですが、面白いので今回はこちらの漫画だけを紹介
というのも、その高機動型ジェノに対し大苦戦するバン。
ブレードもちぎられますが、折れたブレードを利用して立ち向かいます!!
で、その結果
なんと、頭のブレードごとジェノを左右に真っ二つ!!
すっげぇ切れ味・・・・
<<総評>>
というわけで(色んな意味で)面白い本だと思います。
ちなみに当時の俺は、おそらく改造ゾイド目当てで購入したのだと思います。
その改造ゾイドですが、クオリティはものすごく高いんですよ。
アニメ登場機体の再現度はかなり高いし、オリジナル機体も改造ポイントといいセンスといい
かなりいい感じだと思います。
そういうわけで、決して悪い本ではないと思います。
まぁ当時のブームの空気(?)とかを感じる・・・・ぐらいにはなるかな?
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