2014年5月30日金曜日
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 感想(再掲載)
ここに来て、この名作の感想です....
続きを読むからどうぞ!
アムロ・レイは、優しさがニュータイプの武器だと勘違いしている男です。
女性ならそんな男も許せますが、大佐はそんなアムロを許せない
「作品」というものには、ある程度「テーマ」が必要になってくると思います。
逆襲のシャアにおいてのテーマとは「アムロとシャアの最終決戦を描く!」ことだと思うんですよ
そして、そのテーマに関しては完全に成功してるんですよ!ええ
作画、メカデザ、そして舞台
この三拍子が完全に揃ってるんですよね!ええ
MSデザインを担当したのは出渕裕氏
この人は「機動戦士ガンダムZZ」のメカデザも担当した方なんですが、
一年戦争のころのMSの発展系MSをデザインすることに定評のある方なんですよね
それは、いわゆる「リファイン」とは違う、
一年戦争MSを意識しつつも、どこか発展しているというか、
出渕さんの色がそつなく出ているというか、そう言う感じ
その絶妙なテイストが圧倒的に出ているのが「逆襲のシャア」だと思います!
主人公機νガンダムは、まさにRX-78ガンダムに近い「オーソドックス」なガンダムだし
そして量産機ギラ・ドーガとジェガンも、ザクとジムの発展系として
申し分のない素晴らしいデザインだと思います
これらのMSが、ガンダム史上最高レベルの高作画で、アクシズが落ちるという緊迫した中での戦争・・・・
ガンダムファンから見れば昇天モノですよ(笑
(ちなみに、非常に細かいけどもあえて補足
ザクの発展系がドーガ系という公式設定があるわけではないし、ジェガンはジムの発展というよりは
ジムとネモの両方の流れが合わさった感じ・・・らしいです)
ただ、それ以外はあんまり・・・というか
富野アニメの悪い点である、「説明不足」が圧倒的に出てるんですよね・・・・
結局のところ、Zであれほどハマーンに言い寄られてもネオ・ジオンに戻らなかったシャアが
いきなりネオ・ジオンを率いて連邦相手に戦争する理由がよくわからないんですよ・・・・
しかも、正当な戦いではなく、「アクシズ落とし」
これは彼が最も嫌っていたザビ家のやり方をそのまんまやってるだけですし・・・・
まぁ、公式設定やら小説版やらを見ればこのあたりは補完できるんですが
普通にZ→(ZZ→)逆シャアと見ていくといきなりシャアがタカ派になっててびっくり!なんですよ
あとはクエス・パラヤだな
鶴岡法斎さんという評論家の方が、これについて
>野原でいきなりシャアに惹かれてついて行くってどういうことだ、とか。
>唐突に家出して戦争に参加する女の子ってどういうことだ
と、述べてあったのを読んでまさにその通りだろう!!!!とすごく共感をしたのを覚えています
もうね、野原のシーンは何回みても爆笑してしまう(ぁ
「アムロ!あんたちょっとズルいよ!」って、おいおい・・・としか・・・・
そんなこんなで、最初に見たときは「なんだよこれー」と思ったのをよく覚えています
ただ2回、3回と見ていくうちに良さがわかるというか、そういう感じですね
しっかし本当にクエスだけはどうにかならんかったのか・・・
閃光のハサウェイで、ハサウェイがクエスを思い出して・・・っていうシーンが何回もあるんですが
あんな女のどこがいいのやら(笑
ぜーったいギギ・アンダルシアの方が色々といいじゃんかよー
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