2013年11月5日火曜日

OVA装甲騎兵ボトムズ 「レッドショルダードキュメント 野望のルーツ」 感想(再掲載)



今回はコレです。

ボトムズOVAの一つで、初めて百年戦争そのものが舞台の作品です。



続きを読むからどうぞ!








ここは軍隊なんかじゃない。むしろ収容所と言った方が近い



百年戦争に関しては、テレビシリーズであんまり詳しく書かれませんでした。

分かっているのは、銀河を2分した戦いであること、ギルガメスとバララントという2つの

陣営による戦争だということ。そして主人公キリコ・キュービィはAT部隊

「レッド・ショルダー」に配属されていたということ。



で、

この作品でようやくその百年戦争が描かれる!!ということで、

冷静に考えれば、バララントとのドンパチを描けばいいわけですよね。

しかし、我らがボトムズは違います。

今回のOVAのメインのストーリーはバララントとの戦闘ではなく、「レッドショルダー」に

必要な兵、すなわち「死なない兵隊」を選抜するための施設の話



そして、その中で主人公キリコの「最強」という設定を強く印象付けています。

以前にも、最強設定はありましたが、この作品では更に強く印象付けています。

銃を突きつけられ殺されそうになる→運よく暴発して助かる とか・・・

ボトムズじゃなければ出来ないでしょうね



魅力は、他にもあります。

ストーリー上、戦闘シーンが結構あり、しかも作画がきれいでいいですね

また、軍人がかなり多く登場!

彼らの会話とか、言葉を聴いているだけでも本当に面白いです。

ここまでの雰囲気を出せるのはボトムズぐらいでしょう



逆に、この話には女性が登場しません!

ラストの群集シーンに・・・すらいないように見える 本当に出てきません

他だったら少なくともフィアナとココナぐらいは出てくるんですが・・・


ここまで徹底していると、逆に凄いですね。。





本編の外伝というよりは、むしろ

同じOVA作品である「ザ・ラストレッドショルダー」の補完というか補足のような気がしますね。

俺は本編→ラストレッドショルダー→ビッグバトル→野望のルーツという順番で観たのですが

これが正解だったと思います。



軍人の会話、ATの走る音、異能生存体、レッドショルダー

全ての要素が、いかにもボトムズらしくていいと思います。

250億分の1の人間を集めて部隊を作る!なんてできるのはギルガメスぐらいだろ・・・


「ラストレッドショルダー」「ビッグバトル」よりもテーマがはっきりしているというか

ラスボス倒して終わり!みたいなありきたりな展開じゃないのが好きですね

(まぁ見ようによっては所長がラスボス・・に見えなくも無いんですが)

この続編が「ペールゼン・ファイルズ」になるわけか・・そっちも観なければ











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